このようなお悩みこの記事では解説します。
私は睡眠を専門とするキャリア21年目のパーソナルトレーナーのtakです。
脳科学の研究が発展し、夢の世界とまとめられていた睡眠中の脳内の動きが分かってきました。
睡眠は覚醒が起きている日中よりも脳の活動が活発だったのです。
脳が活発だと分かった睡眠中に無呼吸となって熟睡が取れず脳と身体、心の疲れが取れない40代以上の女性が増えています。このお悩みを睡眠時無呼吸症候群といいます。
脳、身体、心の疲れが取れずに蓄積されると、他者からは見た目には現れないのであなた自身で体調の悪さを抱えます。
しかし、睡眠はうまく取れていると自覚でき、不眠などの眠れない症状がないの場合もあるので、自分では睡眠時無呼吸症候群があるとは分かりにくいのです。
この記事では、40代以上の女性に現れる睡眠時無呼吸症候群とはどのような病状なのかを解説します。
あなたが長年抱える原因がよく分からない体調の悪さが睡眠時無呼吸症候群で出てくる身体や心の症状と合っているかが分かるように書いています。
私は脳科学と神経生理学の研究をパーソナルトレーナーとして継続しています。
見てもらったあなたの脳にこの記事で生まれた言葉が浸透しやすい文章構成に作っています。
ストレスなく読めますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
この記事を読んで分かること
- 日中に起きる身体と心の疲れは睡眠時無呼吸症候群
- 睡眠時無呼吸症候群は肥満と顎の小ささ、自律神経の乱れ
- 睡眠時無呼吸症候群はいびきをかく人に多い
この記事のライター
感覚で身体を変化させるスキルを持つパーソナルトレーナーtak
パーソナルトレーナー歴;21年
運動しないで美しくなれる方法を研究
わたしのパーソナルを受けた女性は年齢不詳になると人気が出る
運動しなくても美しさが保てるように、皮膚接触で脳を修正し、免疫、循環から変化させるパーソナルトレーニングを実践。
趣味;読書(哲学書)街をウォーキング、温泉に入る
あなたに出会える日を楽しみにしています。
Contents
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に無呼吸で血液供給が低下する病気
あなたの日中に起きている身体と心のどうしようもない疲れは、睡眠時無呼吸症候群が原因です。
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っているときに、何らかの要因によって舌が上気道を塞ぎ、無呼吸もしくは低呼吸になる症状です。
睡眠時無呼吸症候群では、医学的な基準があります。
睡眠中に10秒以上呼吸が止まる、1時間あたり5回以上無呼吸、もしくは呼吸が弱くなる低呼吸があると睡眠時無呼吸症候群と断定できます。
睡眠時無呼吸症候群の医学的基準睡眠中に
- 10秒以上呼吸が止まる
- 1時間に5回以上無呼吸
- 呼吸が弱くなる低呼吸
睡眠科学の発展により、睡眠不足や睡眠の質の低下で健康状態を阻害することが分かってきました。
睡眠時無呼吸症候群も研究が重ねられて症例もたくさん出てきて、病気として認定されています。
睡眠時無呼吸症候の特徴はいびきです。
ソファーでうたた寝をしてしまったときに、眠りが浅くなって自分のいびきに気づくことはありませんか?
私も睡眠時無呼吸症候群だったので、よくわかるのですが、いびきをかいているノイズが自分で認識できることがあるんです。
あなたが日中に起きている避けようもない疲れは、睡眠時無呼吸症候群で血液供給が少なくなり、細胞の老化現象が起きているからです。
睡眠時無呼吸症候群では、上気道が舌で塞がれて、空気中の酸素が肺に入る量が少なくなります。
細胞は最低限の酸素を活用し、細胞内のミトコンドリアと言われる酸素をエネルギーに変換します。
睡眠中に無呼吸や低呼吸となると、エネルギー代謝ができずに、細胞の新陳代謝が止まっています。
つまり、細胞は息ができなくなり、代謝が止まることから細胞はどんどん老化していきます。
あなたの体調の悪さは、睡眠時無呼吸症候群による細胞の老化から来ています。
次の章では、睡眠時無呼吸症候群がなぜ起こるかの理由をみていきます。
睡眠時無呼吸症候群は脳と頭頚部と舌の構造(理由)
睡眠時無呼吸症候群が起こる原因は、睡眠中の姿勢で空気の通り道である上気道が舌で塞がるからです。
このような舌と上気道になりやすい人の特徴は、医学的に見ると、肥満、顎が小さい、扁桃が膨隆している、鼻の奥で真ん中で隔離する鼻中隔がゆがんでいる、などが挙げられます。
睡眠時無呼吸症候群になりやすい特徴
- 肥満
- 顎が小さい・後退している
- 扁桃の膨隆
- 鼻中隔のゆがみ
上記に挙げたことが、睡眠時無呼吸症候群になるやすい人の特徴です。
これら以外に、私の経験で見ていきますと、環境から受けるストレスで自律神経が乱れ、そこからホルモンバランスが崩れることでも睡眠時無呼吸症候群になりやすいです。
私がフォローしている50代のお客さまが、環境で人間関係のストレスが発生し、気持ちを毎日前向きにさせていましたが、やはり心は限界まで達しました。
その頃から睡眠がうまく取れなくなり、熟睡しているつもりでもできていなかったのです。
私が睡眠に関してのカウンセリングと睡眠のチェックをしたら、睡眠時無呼吸症候群でした。
私がこのお客さまと出会ったのは2018年頃でしたので、最初は睡眠が取れない症状は見られませんでした。
つまり、上記に挙げたこと以外でも、ストレスによってでも睡眠時無呼吸症候群が起きるのです。
50代以降の女性で見られる他の睡眠時無呼吸症候群の原因は、甲状腺の腫れです。
更年期を女性が迎えると、女性ホルモン分泌が低下し、全身の内分泌腺のバランスが悪くなります。
その結果、甲状腺機能低下、または亢進という過剰な分泌が起こります。
甲状腺にむくみが生じ、ちょうど上気道の腹側に甲状腺がありますので、腫れによって上気道を塞ぎます。
そこから、睡眠時無呼吸症候群となるケースもあるのです。
睡眠時無呼吸症候群は、上気道が塞がれるという物理的圧迫によって起こるのです。
肥満は免疫異常やストレスから来る満腹中枢のコントロール低下が原因です。
ダイエットして脂肪量を減らすことができる女性は、ストレスによる身体と心のダメージが少ない人です。
多くの女性は、環境で受けるストレスを抱えてるので、ダイエットをしてもうまく効果が出せません。
よって肥満はストレスから来るものです。
睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴に挙げたことすべてがストレスが原因です。
ストレスの関わり方を修正しないと、睡眠時無呼吸症候群の改善にはならないのです。
次の章では、睡眠時無呼吸症候群の症状と原因をさらに具体的に見ていきましょう。
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睡眠時無呼吸症候群はストレスによる身体構造のゆがみ(説明)
睡眠時無呼吸症候群は環境が生んでいるストレスが原因です。
肥満体質は脂肪細胞(肥満細胞)がストレスを抱えることで免疫異常を起こし増殖します。
顎が小さい、または顎が後退している女性も睡眠時無呼吸症候群になりやすい構造です。
顎が小さいのはある程度遺伝的な要素もありますが、幼い頃から歯ごたえの良い食物を摂取しないことで顎が未発達なのです。
顎が未発達なのは、幼い頃に柔らかくてジューシーで、加工製品を頻繁に食べていた食習慣からです。
このような歯ごたえが少なくすぐに飲み込める食物が好きになったのは、ストレスによって脳神経系の機能が低下していました。
のどの奥にある扁桃が膨隆すると、睡眠中の姿勢で上気道を塞ぐ原因となります。
扁桃とは、外界から侵入したウイルスや細菌が体内に入らないように監視する部位です。
扁桃には、咽頭扁桃、耳管扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃という4つがあります。
人に存在する4つの扁桃
- 咽頭扁桃
- 耳管扁桃
- 口蓋扁桃
- 舌扁桃
環境にストレスがあると、視床下部が腎臓の上側にある副腎に対し、ストレスホルモンのコルチゾールを分泌するようにメッセージを送ります。
その結果、血液内にストレスホルモンが増え、それが免疫物質である白血球がたくさん血液内に出されます。
白血球は血管を通じて全身に運ばれていき、扁桃には白血球を備蓄する膜があります。
白血球がたくさん出されると、扁桃が膨隆し、外界から侵入するウイルスや細菌に敏感に反応します。
睡眠時無呼吸症候群の原因の1つである扁桃の膨隆も結局はストレスが原因です。
鼻中隔のゆがみも睡眠時無呼吸症候群を発症させます。
鼻中隔は真ん中のライン上で左右均等が理想ですが、ストレスがあるとゆがみが出てきます。
環境でストレスを受けると脳神経系に負担がかかります。
脳神経系に連絡する神経が抑制され、機能低下がみられます。
脳神経系は、頭頚部に関わる筋肉や目や耳、舌などの特殊感覚をコントロールします。
ストレスで脳神経に負担がかかると、支配下である筋肉や特殊感覚が使いにく状態となります。
対象物をスムーズに追従する眼球運動の運動の低下、運動の左右差などが出てきて、顔面が非対称になります。
もっとも中心に位置している鼻中隔はこのような諸々の原因で、左右差が出て、ゆがみが出るのです。
睡眠中の姿勢で、鼻中隔にゆがみがあると、当然空気が入りにくくなります。
空気の道が鼻中隔のゆがみで、遮断されます。
鼻呼吸ができない構造は、睡眠中の体内に入る酸素量を少なくします。
この鼻中隔のゆがみは単独で原因となることは少数で、だいたい睡眠中の姿勢で舌が上気道を塞ぐ状態と合併します。
あなたの体調不良が改善しないのは、睡眠時無呼吸症候群から来ています。
覚えておいて欲しいのは、睡眠時無呼吸症候群の根本的な原因は環境にあるストレスからという事実です。
環境に存在しているストレスを何とか減らせないかを見直してみましょう。
ストレスの原因は、家族間、パートナー間、仕事で付き合う他者間です。
あなたの力ではどうすることができない場合もたくさんありますよね。
エネルギーは必要ですが、今の環境から決別して新しいあなたの人生の空間にするのも大切です。
そして、環境のストレスはこれらの快適睡眠のための予防策です。
睡眠時無呼吸症候群は、1度きたしてしまうと、ストレスを回避しても改善しないことが多いんです。
ストレスで脳神経に負担をかけた機能低下を改善させる感覚刺激が必要となります。
そのために研究されて作った私が実践する睡眠パーソナルトレーニングがあります。