睡眠障害

睡眠障害の種類は8つある!眠りにくい日が21日続くならチェックしよう

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睡眠障害の種類は8個ある。

私は最近ずっと眠りが浅く、朝早く起きてしまい、仕事中に集中力が出ず困っています。
眠れないのも医学では睡眠障害と言うと知りました。睡眠障害とはどのような種類があるのですか?教えてもらいたいです。

このような「睡眠障害の種類」の質問をこの記事では解説します。

私は睡眠を専門に薬に頼らず体質から睡眠を改善させるパーソナルトレーナーのtakです。

不眠が原因で日本人の成人男性の3.5%、女性5.4%が過去1ヶ月の間に睡眠薬を服用している調査結果があります。
それぐらい眠ることは人間の生活にとって重要でありますし、睡眠薬に頼りたくなるほど辛い気持ちになっているのです。

眠れない状態が90日続くと不眠症と診断されますが、そもそも不眠とは他にもある睡眠障害の中の1つの症状なのです。

不眠以外にも睡眠障害で悩まれている方が世の中にたくさんいます。
睡眠障害に近い症状はあっても、まだそこまで症状がきつくなければ睡眠障害と診断されない場合もあって、治療方法も提供されないのです。

しかし、不眠をはじめとする睡眠障害は、脳内のホルモンバランスの崩れから来ているので、将来的に脳血管障害、内分泌異常などの病気に発展する可能性がかなり高いのです。

この記事では、睡眠障害の種類を見ていきます。
不眠が出ている方なら、他の睡眠障害が発症していることもあります。
自分自身の健康状態を知って頂くために、睡眠障害を分かりやすく書きました。

私は脳科学と神経生理学を独学で知識を得て最新情報より睡眠パーソナルトレーニングに応用させています。
この記事の文章構成をあなたの脳内で理解されやすく書いていますので、最後までストレスなく見ることができます。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

この記事を読んで分かること

  • 不眠症は睡眠障害の中の1つ
  • 睡眠障害は国際基準で8つの種類がある
  • 睡眠障害をそのままにすると脳血管系・循環器系の病気に発展しやすい

睡眠障害には8つの種類がある

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睡眠障害はICSD-Ⅱで定義されている

睡眠障害は世界的に人間の最低限の健康を阻害するとされ医学的な研究が行なわれています。

60代以上の成人で不眠症に悩む割合が約30%近いと言われています。
医療機関にかかっていない人を含めると睡眠の悩みは60代以上で60%はいるのではないかと推定できます。

睡眠の悩みは眠れない症状である不眠症だけが認知されていますが、他にもあるのです。
2020年現在、睡眠障害の国際基準では、8つの種類の分類されています。

睡眠障害の歴史は、さかのぼれば1979年。
睡眠障害センター連合(ASDC)と精神生理学的睡眠研究連合(APSS)の共同作業によって世界初の国際的診断分類がなされました。

  • 睡眠障害センター連合:Association of Sleep Disorder(ASDC)
  • 精神生理学的睡眠研究連合:Association for the Psychophysiological Study of Sleep(APSS)

1979年頃から人間は地球環境を人工的に近代化、機械化をし、合理的な生活枠を想像するようになったと思われます。

睡眠障害が人間の身に起きるとは、古代や中世などの資料を見てもあまり見当たりません。
太陽が昇る時間前に起き、日が沈めばあとは自然に任せて睡眠を取る。

当たり前の自然摂理ですが、生活環境がそのまま自然に合わせた様式だったなら、可能でした。
でも、今ではテレビを付ければ深夜まで放映していますし、スマホではネットやSNSも24時間見ることができます。

人間を便利にした機器がたくさん開発されましたが、その反面自然摂理を失った私たち人間は睡眠障害で悩まされる人が多くなっているのです。

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睡眠障害は睡眠障害国際分類で定義されている

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睡眠障害の8種類を具体的に解説

睡眠障害は睡眠障害国際分類で定義されています。
一番最新の国際基準は、睡眠障害国際分類第2版といい、簡略化してICSD-Ⅱと英語で表記されます。

ICSD-ⅡとはInternal Classification of Sleep Disorder,2nd ed,=睡眠障害国際分類第2版
多軸診断方式を用いず、最低限基準や重症度基準も廃止

ICSD-Ⅱで分類される睡眠障害は8つ種類があります。
さらに詳細の病状に79の診断名が決められてるのです。

ここで睡眠障害の8つの種類をご紹介します。

  • Ⅰ:不眠症
  • Ⅱ:睡眠関連呼吸障害
  • Ⅲ:中枢性過眠症
  • ⅳ:概日リズム睡眠障害
  • ⅴ:睡眠時随伴症
  • ⅵ:睡眠関連運動障害
  • ⅶ:弧発性の諸症状・正常範囲と思われる異型症状・未解決の問題
  • ⅷ:その他の睡眠障害

これらの8つの種類がICSD-Ⅱで分類されています。

世界基準の診断分類されるほどなので睡眠障害を医学的に扱う必要があるからです。

少し眠れなければ不眠症とは診断されませんが、自然摂理に従えば脳内の覚醒睡眠リズムが不眠にすることはありません。
私の見解では、1日でも眠れない日があるなら、体内時計、ホルモンバランス、運動不足、精神的なストレスなどが生活内に存在すると考えていいのではと考えています。

身体や心に現れる症状も睡眠障害ではないのかと考えて見ていきます。
睡眠障害から将来の病気への悪化で人生のパフォーマンスを崩さないように事前に対策し、生活習慣に修正させることが大切なのです。

睡眠障害の8つの種類の解説

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睡眠障害は不眠症だけでなく複数ある

不眠症

不眠症は、ICSD-Ⅱでは「適切な睡眠環境下において、睡眠の質や維持に関する訴えがあり、これに基づいて日中の機能障害(倦怠感・集中力、記憶の低下・気分の障害・身体症状など)が認められる」とされています。

ただ眠れないだけだと、不眠症とは言いません。
眠れない状態から、日中の生活を向上、維持する機能に障害があると自覚があるなら不眠症と言えます。

不眠症で発生する症状を、40代以上の女性に多い不眠症の4つのタイプとは?睡眠改善を考えていくでまとめています。

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自覚される明らかに眠れていないのと次の日に明らかに倦怠感や集中力低下があると認識すると、不眠症と考えます。

生活の質はQOLと呼ばれています。
QOLが低下すると、ほぼ確実に精神的な苦痛が伴います。
最初は自分の中で受け入れていた不眠は、そのうち他者との比較をし、社会的な焦燥感が生まれ、精神的な活動レベルも落ちてきます。

不眠症には、ストレスから生まれる生活習慣の乱れ、疾患に処方された薬物、精神的解放感を一時的に作り出すアルコール、喫煙、ギャンブル、ゲームなどが引き金になります。

不眠症を医療では睡眠導入剤を服用させる治療選択を取りますが、薬によっては超短期間で効用がなくなる軽い薬もあります。
たとえ軽い薬であっても、中断すると反跳性不眠退薬症候を生じやすくなります。

反跳性不眠
ベンゾジアゼピン系睡眠薬を服用することによって、ほぼ満足できる睡眠が得られるようになった段階で、突然服用を中止すると服用前より強い不眠が現れるようになる。これを反跳性不眠といい、一般に作用時間の短い薬剤ほど出現しやすい。
退薬症候
主に中枢神経系薬物を反復的に摂取し依存が形成されたときに、その薬物摂取を断つことにより現れる症状を離脱症候(禁断症状、退薬症候)という。アルコール中毒の離脱症状では不眠、抑うつ、振戦(ふるえ)、けいれんなどが、アヘン類ではあくび、瞳孔散大、流涙、鼻漏、嘔吐、腹痛、下痢などがある。中枢神経薬以外では、副腎皮質ステロイドの長期使用時に急激な使用中止や減量で起こる全身倦怠感・吐き気・頭痛・血圧低下・関節痛などの症状をステロイド離脱症候群という。

退薬症候ー薬学用語解説|日本薬学会

反跳性不眠:睡眠用語辞典|不眠・眠りに情報サイト スイミンネット

不眠症を改善するには、精神的な受容適切な睡眠衛生が必須です。

不眠症が続くと睡眠を取る就寝時刻が近づくのが精神的苦痛を与えます。
心が疲れてくるので、不眠症が慢性化しやすくなるのです。
まずは不眠症を受け入れてもらえる専門家を見つけましょう。

睡眠衛生とは、質の良い睡眠を得るために推奨される行動、環境の調整技法です。
睡眠を扱う専門家は、不眠症を抱える方の行動パターンをカウンセリングし、環境設定を変えることで不眠症が改善しやすくなります。

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睡眠関連呼吸障害

ICSD-Ⅱが定める睡眠障害に睡眠中に呼吸機能が低下する睡眠関連呼吸障害があります。

睡眠関連呼吸障害には、3つに分類されます。
中枢性睡眠時無呼吸症候群閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)睡眠関連低換気または低酸素血症の3つです。

睡眠障害の1つ睡眠関連呼吸障害の3つの分類

  • 中枢性睡眠時無呼吸症候群
  • 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(obstructive sleep apnea syndrome:OSAS)
  • 睡眠関連低換気・低酸素血症

睡眠関連呼吸障害の*有病率は、一般人口の1%。
特に中高年に多く30〜60歳の男性で4%、女性で2%前後と言われています。

*有病率(ゆうびょうりつ)とは?

ある一時点に疾病(しっぺい)を有する人の割合
似た言葉で羅漢率(らかんりつ)があります。
羅漢率はある一定期間で疾病が発生したかの割合です。

有病率と羅漢率|疫学用語の基礎知識 一般社団法人日本疫学会

睡眠時無呼吸症候群の診断基準は、一晩7時間の睡眠中に、ノンレム睡眠とレム睡眠時に30分以上の無呼吸が認められる状態です。

さらに睡眠関連呼吸障害はさまざまな症例と研究が進み、中枢性と閉塞性に分類され、閉塞性は子どもにも発生することから、成人と小児に分けて考えています。

原発性中枢性睡眠時無呼吸症候群と言われる病態があります。
この病態は、原因不明で、ポリグラフ検査(PSG検査)では睡眠中に、換気努力を伴わない無呼吸と換気再開が頻回に繰り返されます。

つまり、夜間に睡眠が分断されるため、日中は無意識にウトウト睡眠をし周囲から刺激を与えると覚醒が上がる傾眠(けいみん)や夜中に睡眠から目覚め急に覚醒が上がるなどの症状が生まれます。

中枢性過眠症

睡眠障害の国際診断分類に、中枢性過眠症と言われる病態があります。

人間は朝目覚めた後、1日の活動が終了し自宅のベッドで床につき、初めて睡眠を取るのが覚醒と睡眠のリズムです。

睡眠の不足で、仕事の休憩中に軽いウトウト睡眠が入る場合があっても、いざ仕事の時間となれば覚醒を上げることができます。

しかし、中枢性過眠症の病態は、日中の著しい眠気に襲われ、そのまま睡眠に入るという反応を示します。
外から身体を揺すったり、声をかけても完全眠っており、まったく起きません。

学校の授業中に居眠りをすれば先生に起こされ、怒られるように、活動中に睡眠を取るのは道徳的に禁じられています。覚醒時に完全に深く眠るなんて、道徳的な認識が前頭前野の働きからしても正常ではありません。

ウトウト睡眠である傾眠だと周囲に刺激を与えられると覚醒が上がり、反応を示しますが、中枢性過眠症は急に深い睡眠を取ってしまうのです。

多くのケースでは、「やる気がない」「注意力散漫」などとレッテルを貼られ、睡眠障害とは考えられないという現実があります。

私もそうですが、仕事に入ればどれだけ睡眠不足でも覚醒が上がり、お客さまへの最低限の対応ができます。
ぼーっとしてそうに思われても、仕事において最低限に関わりをしておけば、褒められることはなくても、非難されることはありませんよね。

中枢性過眠症の方は、たとえスーパーの立ち仕事であるレジ打ちをしていても、立ったまま急に睡眠を取ってしまうのです。

このような中枢性過眠症をナルコレプシーといい、睡眠発作ともいいます。
中枢性過眠症は、不眠症による夜間覚醒が原因で日中に眠気が出るものでもありません。
体内時計の乱れから来る過眠状態の概日リズムの乱れにも関係しない、睡眠障害です。

不眠症になると熟睡が妨げられるため、日中に眠気が出てきます。
不眠症でなくても、夜更かしをし睡眠時間が短ければ、次の日眠くなりますよね。

中枢性過眠症は、それらはまったく関係なく、眠気に襲われるのです。
食事をして、お箸でお料理を掴んだまま、寝てしまうこともあるのです。

脳内が睡眠発作として身体に睡眠を強制的に要求しているのです。

中枢性過眠症には、臨床的に5つに分類しています。

中枢性過眠症の分類

  • ナルコレプシー
  • 反復性過眠症
  • 突発性過眠症
  • 身体疾患による過眠症
  • その他:睡眠不足症候群

これらの5つが中枢性過眠症に分類される病態です。

朝になってもなかなか起きれない人がいます。
朝と言っても8時とかではなく、休日の場合になりますが、10時になっても起きてきません。
家族と同居しているなら、他の家族が起きて物音を立て、テレビを付けたり、洗濯機を回したりしていても起きてきません。

このようなタイプは、軽い中枢性過眠症の疑いを持つことです。
睡眠を誘発する神経系が覚醒よりも反応が大きいという状態。
覚醒が神経系のネットワークが作りにくい現状があるかもしれません。

脳内は人間の行動、思考を含め、さまざまな判断や認知などの情報を収集と総合化のメインサーバーです。
これらは大脳皮質と言われる高次脳でコントロールされていますが、そこから下位システムである睡眠覚醒リズムは、体温調整、心拍数、眼球運動などの身体と心の根底を支えてくれます。

中枢性過眠症があるなら、生活習慣、脳内の神経系の使い方を見直し、睡眠覚醒リズムがあなたの体質に合った状態にすることが求められています。

概日リズム睡眠障害

ICSD-Ⅱが定義する睡眠障害で、次に挙げるのが概日リズム睡眠障害と呼ばれる病態です。

概日リズムとは、サーカディアンリズムと英語表記では言われます。
概日リズムは、自然環境が生物に知覚させる24時間を昼と夜の相互関係をスムーズに対応させるシステム。

人間は昼行性の概日リズムを持ち、昼間に覚醒を上げ、生殖や摂食行為を行ないます。
人間とは反対の夜に覚醒が上がる生物を夜行性といいます。
夜行性動物の代表的なのは、オオカミやコウモリなどです。
フクロウも夜行性ですね。

夜行性動物

①筋金入りの夜行性
シロマダラ
ミドリニシキヘビ
②ほぼ夜行性(日中はエサも食べず、ジッとしているか寝ている)
アライグマ
エゾフクロウ
エゾモモンガ
ゴイサギ
スローロリス
ユーラシアワシミミズク
③ちょっといやらしい夜行性(日中はほぼ動かないがエサだけは食べる)
アメリカドクトカゲ
アメリカビーバー
エゾサンショウウオ
オビタイガーサラマンダー
ニホンアマガエル
ニホンマムシ
ミツユビアンヒューマー
④きままな夜行性(日中は多少活動もするが、じっとしているか寝ている)
アムールトラ
エジプトガン
エゾユキウサギ
オオカンガルー
オマキトカゲ
カバ
サーバルキャット
シセンレッサーパンダ
シロフクロウ
シンリンオオカミ
ヒマラヤグマ
プチハイエナ
マレーバク
ユキヒョウ
ライオン
レッサーパンダ
⑤昼に適応した夜行性(本来野生では夜行性だが、動物園では昼行性に適応)
マレーグマ

夜行性動物リスト|札幌市円山動物園

円山動物園ホームページ

概日リズムは、地球上のすべての単細胞生物からヒトのような高等動物まで、持っています。

地球上に生まれた生命を維持するのが生物では遺伝子です。
遺伝子は約24時間周期で一周するフィードバックを持ち、すべての生物は概日リズムを作り出す機構があるのです。

生物が哺乳類のように脳を構造上持つようになり、概日リズムは脳内で体内時計の中枢機関を持つことができました。
中枢機関では、マスタークロックとして全身の器官に指令を送り、活動期、休息期に適した体内の状態を作り出しています。

今日では情報化によって健康になるための情報が散乱しています。
身体に良い食べ物とか筋肉を使う運動で血液の流れを良くするなどが情報として拡散されています。

しかし、すべての本質的に知るべきなのは、概日リズムを整えることなのです。
人間が生きやすくするには、具体的な健康になる方法よりも、抽象的ではありますが、概日リズムを整えることが第一に意識を持ってもらいたいと私は考えています。

概日リズムは、視床下部の視交叉上核にあります。
視神経から枝分かれした神経線維が視交叉上核に集まります。
視交叉上核に入る情報が24時間周期である概日リズムを決定します。
つまり、体内時計が朝を示している時間帯に強い光を浴びると、体内時計は覚醒にシフトし、全身の細胞に運動を強めるように連絡します。

朝の光が高照度光なので、脳内で睡眠神経ネットワークが抑制され覚醒が高まるとすぐに高照度光を浴びることで体内時計が調節されるのです。

地球は24時間周期なのに、生物の体内時計は約25時間周期に定められています。
この理由は、24時間にすると、毎日完全に同じ時刻に起床しないし、自然環境も毎日太陽の光を浴びることが天候によってできません。

太古から生物は遺伝子を組み替え、次世代に継承し、機能させたのが約25時間周期の体内時計です。

概日リズム睡眠障害は、睡眠時刻に乱れにより、睡眠不足から寝る時間が体内時計に合わないで眠ってしまい、発生します。睡眠不足が重なり、睡眠負債となって、睡眠時刻が体内時計とズレていきます。

このように概日リズムは、睡眠覚醒パターンがあなたの1日のスケジュールに合わなくなります。
覚醒を上げないといけない時間帯に不眠、過眠、覚醒困難などから自律神経症状が現れてしまう症状が出てきます。

仕事で計算をしなくてはいけない時間帯に覚醒困難が出て、計算が出来にくくなります。
次の日が6時に起きるスケジュールで、7時間睡眠の睡眠パターンを持つなら、前日の23時に眠らないといけないのに、夜中2時まで眠れなかったなどです。

学校や会社に行きたくないと感じる方は、概日リズム睡眠障害の可能性があります。
8時に家を出るスケジュールなのが、7時に起きれず、7時半となり、遅刻をする。
遅刻をするから他者の評価をひどく意識をしてしまい、ますます起きるのがおっくうになってしまう。

概日リズムがそれなりに整っている方なら、朝起きれないのは怠慢だと言いたくなります。
しかし、概日リズム睡眠障害を抱えている方は睡眠負債によって悪循環が起きており、なかなか軌道修正できなくなります。

このように概日リズム睡眠障害は、精神的な負担を強いられるようになり、精神疾患に発展する症例がたくさんあります。

概日リズム睡眠障害には、睡眠リズムの時間習慣が遅くなる睡眠相後退型と早くなる睡眠相前進型があります。

概日リズム睡眠障害の型

  • 概日リズム睡眠障害睡眠相後退型
  • 概日リズム睡眠障害睡眠相前進型

睡眠相後退型は、極端な遅寝遅起きです。
夜眠ろうとしているのに、なかなか入眠できずに朝まで起きてしまい、そこから睡眠を取ることで起きる時間が昼過ぎになっていきます。

一般的な仕事ではウイークデーで朝9時ぐらいから始業するので、仕事に就いていないか学生などの環境因子もプラスされます。

睡眠相後退型が概日リズムを崩し、夜の不眠と午前中の過眠の訴えが出てきます。
睡眠相後退型は、思春期と青年期に多く出ると言われます。

隠されたところに精神疾患が発症していたというケースがあります。
分裂病質人格障害や回避性人格障害、うつ病、うつ症状などが挙げられます。

睡眠相前進型と睡眠相後進型は遺伝子から決まっている医学的根拠もあるようです。

私自身は朝型で就寝時間が遅くなっても朝5時前に目が覚めます。
一方私のパートナーは、7〜8時に起きるやや睡眠相後退型です。

それぞれに遺伝子作用から決まった睡眠相のタイプがあって、生活習慣などでさらに概日リズムに差ができると症状が極端になると考えられますね。

睡眠時随伴症

ICSD-Ⅱが定める睡眠障害に、睡眠時随伴症(parasomnia)という病態があります。
睡眠時随伴症は、入眠時、睡眠中、睡眠から覚醒に変化するときに、正常でない身体現象の病態の総称です。

人間にとって望ましくない身体現象が起きるのです。
どのような身体現象なのでしょうか?
睡眠時随伴症は、夜間に表出する症状は覚醒せず睡眠中の身体現象なので、夢の中で起こっているのと同じです。
だから、朝起きても本人は昨夜の自分の行動を思い出せません。
同居する家族は他の家族に睡睡眠時随伴症の症状が現れると睡眠中から覚醒が上がり、起こされます。

症状が強いと、毎日起こる病態もあるため、周囲の家族が不眠症などの睡眠障害に悩まされてきます。
あと、睡眠時随伴症は、夜中に部屋を徘徊する行動もあるため、奇妙に思えてきます。
睡眠障害の病態として見たら、脳科学的にどうしてそのような行動となるのかとい興味深さが出てきますが、周囲の家族は睡眠を妨げられるのは、精神的な悩みになりますよね。

身体現象として分かっているのが、覚醒障害、夜間に徘徊する、夜間に叫ぶ(発狂)、レム睡眠中に見た夢を再現する暴れたり、恐れたりする行動を取るなどです。
それぞれに病態の名称が付いています。

  • 覚醒障害
  • 睡眠時遊行症
  • 夜驚症
  • レム睡眠行動障害
  • 悪夢

覚醒障害とは朝起きて覚醒が高まる時間帯に覚醒がうまく作動せず、自分が今どのような状態なのかなかなか理解できない認知の問題です。覚醒障害の年代別の統計では、5歳以下の小児が中心で発症します。

認知症の心理的検査で見当識と言われるチェック方式があります。
自分の名前、今いる場所、今日は何曜日、今何時なのか、などの自分が現実世界においての今を言語化するのが見当識。

覚醒が高める朝に、見当識が認知できにくくなります。
これが睡眠時随伴症といい、覚醒障害とされています。
成人で朝ボーッとして、自分の存在を誤発信しているのなら、認知症やパーキンソン病の疑いがあると考えられます。

睡眠時随伴症の他の症状は、夜中に眠りながら部屋をウロウロと徘徊する身体現象です。
当人は完全に睡眠中に身体が無意識に運動神経が働いてしまうのです。
この現象を、睡眠時遊行症と言っています。

ただ徘徊している身体現象で、夢を見てその世界に合わせて身体が運動を起こしているのではありません。
夢遊病や夢見体験という病態もありますが、睡眠時遊行症は当人が覚醒したときに思い返しても何の記憶も残っていません。

人間は覚醒が高いとき、必ず何かの目的を持って行動をし、そのために身体を運動させていきます。
睡眠障害の睡眠時遊行症では、自分の意思がまったく働いていないのに、身体が夢の中で行動のプログラムとなっているからです。
寝ている間に勝手に身体が動くなって信じがたいですよね。

覚醒障害、睡眠時遊行症、夜驚症、悪夢は、小児に多い病態です。
3〜12歳の間で好発します。
小児に多いのは、大脳皮質の細胞の数と神経細胞であるニューロンの繋がりがまだ未発達であるためです。

睡眠時に脳幹から覚醒が少しでも高まると大脳皮質も高まってしまい、睡眠時遊行症などの奇妙な行動が出てくると考えられます。
成人では、大脳皮質に6つの細胞層があって、それらが成熟し睡眠時には制御できているのです。

睡眠時随伴症の最後に解説するのは、小児ではなく成人に起きる病態です。
50〜60代以降に頻発するという病態。
この病態をレム睡眠行動障害といいます。

睡眠サイクルのレム睡眠中に、夢の中で恐怖や不快な出来事を想像して暴力的な行動を取り、それが現実化する病態です。
レム睡眠行動障害は、男性に多い傾向があります。

同居する奥様やパートナーの女性にレム睡眠中の夢の中の暴力的な行為と同じことをしていきます。
男性の力は、睡眠時なのでコントロールができない脳のネットワークになっています。
だから力加減を知らないで暴力的な行為を取るために、相手の女性は大怪我を負うケースのしばしば。

男性自身もベッドを壊そうとして怪我をすることもあります。

男性に多いというのが、考えものですね。
職場での上司への抑圧や家族に仕事の成果が評価されないなど、日常的な精神のストレスがレム睡眠で夢に出て、解放されるのです。

男性は女性より運動神経から筋肉までのニューロンが多いとされています。
喧嘩をして暴力的な行為になるのは男性に多いわけです。

当然女性にも抑圧は女性の立場だからたくさんあるはずです。
今のところレム睡眠行動障害は女性にはあまり出ないのは、男性と女性では夢を見る世界観が違っているのかもしれません。

女性が夢を見ても行動障害が出ることはほぼないといろんな女性から夢に語ってもらう経験から実感します。
男性は覚醒後に夢を語ることはあまりありません。
女性は覚醒後も数時間夢を語ることができたりするのです。
まだまだ分からない部分で結論は出せませんが、男性と女性の脳内のネットワークは個性が相違しているのではと考えられますね。

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睡眠関連運動障害

ICSD-Ⅱが定義する睡眠障害で次に挙げるのは、睡眠関連運動障害と言われる病態です。

睡眠関連運動障害は、睡眠時随伴症とは違い単純な筋活動が睡眠時に繰り返されます。
症状として、足がつる(こむらがえり)、歯ぎしり、足がピクピク、ムズムズする、などです。

  • レストレスレッグ症候群(むずむず脚症候群)
  • 周期性四肢運動障害
  • 睡眠関連下肢こむらがえり
  • 睡眠関連歯ぎしり
  • 睡眠関連律動性運動障害

レストレスレッグ症候群(むずむず脚症候群:restless legs syndrome:RLS)は、睡眠中に下肢(脚)を動かしたい強い衝動を特徴をする感覚運動障害です。

RLSは、睡眠障害とまでは症状がひどくなくても、下肢が寝ている姿勢で落ち着かず、眠りにくいと感じた経験が1度はあると思います。

疲れて脚が重くなっているような感覚もあれば、意識が脚に行く嫌な感覚が持続する感覚です。
誰かにマッサージやストレッチしてもらいたいという感覚です。
ジッとしていると、動かさないと気持ち悪く、そのままだと睡眠を取ろうとしても、寝返りばかり打ってしまう。

RLSは軽い症状ではなく、強い症状が下肢に現れ、睡眠ができなくなります。
感覚神経系の異常反応が出ているのです。

RLSには、周期性四肢運動が認められ、RLSの症状が出ている方は足首が反ったり伸ばしたりする無意識的な運動が表出します。

睡眠時以外にも、仕事中にデスクに長時間座っていても、足首の運動が勝手に出てきます。
スムーズな足首の運動ではなく、足首周囲の筋肉が過緊張している状態となるので、こむらがえり寸前のような感覚です。

周期性四肢運動は無意識に出ている運動を無視できないぐらい辛い感覚です。
こむらがえりが出ると手で足を押さえたくなりますよね。
そのときと同じで、足首を強く持ちたいという辛い状態となります。

よってRLSは睡眠状態から覚醒状態にさせられます。
症状が軽ければ、睡眠状態のまま維持され、ベッドの側の壁を蹴っていたという症例もあります。
何度もRLSが現れるので、次第に壁が何度も蹴られることでへこんでいたなどと聞きます。

RLSの原因は今のところ、鉄不足によってドーパミン分泌過剰で筋肉の緊張や無意識的運動が出ているのが有力です。

RLSを持つ症状の特徴は、重度な不眠が見られ、日中の身体や精神の疲れがひどくあります。
重度な不眠とは、入眠困難、睡眠維持困難、熟睡感不足など。
私のパーソナルトレーニング実施したときに注意深くカウンセリングする内容の1つにRLSがないかどうかを判断
です。

重度な不眠があると、睡眠中の下肢の違和感がないかを聞きます。
本人がな自覚ないと言っても同居するご家族に聞いてもらっています。

睡眠関連運動障害でRLS以外の症状を挙げていきます。

周期性四肢運動障害は、つま先が反る動きである背屈運動が0.5〜5秒持続します。
そして、背屈運動が一回につき4回以上連続します。
特に脛から足に付着する前脛骨筋に過緊張が起こり、背屈運動が連続すると筋電図検査で分かっています。

前脛骨筋

  • 主な働き:足関節の背屈・足の内反
  • 神経支配:深腓骨神経(L4・5・S1)
  • 起始:脛骨の外側2/3
  • 停止:内側楔状骨の内側面・第1中足骨底

鉄不足から来るドーパミン分泌過剰もあれば、うつ症状による原因もあります。
ドーパミンは運動神経を促進させる働きがあるため、脊髄の下肢に繋がるL4・5・S1に運動神経を興奮させ、足関節が背屈運動が起こるのです。

覚醒が高い起きている状態だと、運動神経が興奮しても脊髄で抑制しちょうどいい緊張を作り出してくれます。
しかし、睡眠中のドーパミン分泌で運動神経が興奮すると、抑制する働きができません。
その結果、過緊張による背屈運動が睡眠中に起こり、覚醒が上がり、睡眠が妨害させることになります。

足関節の背屈運動と似ている症状が、睡眠関連下肢こむらがえりです。
こむらがえりとは、「筋肉がつった」という状態。
私はまだそこまで睡眠中にこむらがえりが起こった経験はありませんが、60代以上のお客さまは明け方に足がつって目が覚めるという訴えを聞きます。

夜中ではなくこむらがえりが起こるのは明け方がほとんど。
そして、こむらがえりが起こる筋肉は、ほぼふくらはぎの筋肉である腓腹筋です。

腓腹筋とは

  • 主な働き:足関節の底屈・膝関節の屈曲
  • 神経支配:脛骨神経
  • 起始:大腿骨内側顆(内側頭)・大腿骨外側顆(外側頭)
  • 停止:アキレス腱を経て、踵骨後部の踵骨隆起

睡眠関連下肢こむらがえりは、現代医学では説明できないようです。
私が考えているのは、周期性四肢運動障害と同じ要因で、運動神経を興奮させる覚醒物質が分泌されるためです。

ドーパミン分泌過剰かセロトニンが明け方に近づくと覚醒が急に高まることでこむらがえりが起きていると考えています。

ドーパミン分泌過剰は、脳内においてドーパミン産生する細胞を疲弊させるか、ドーパミンを受ける受容体が受け入れ拒否をするか、に繋がっていきます。

ドーパミンを産生する細胞が疲弊したらドーパミンを産生するのが難しくなります。
脳内からドーパミンが不足し、覚醒を高められなくなり、いずれうつ病に発展します。
ドーパミンを産生する細胞は、中脳の黒質と言われる部位。

睡眠関連下肢こむらがえりは、黒質からドーパミン分泌がそれを受ける受容体が必要とする以上に分泌が行われています。

明け方こむらがえりを起こす回数が週4回以上あるなら、ドーパミン分泌過剰を疑います。
うつ病の予備軍か、運動計画をし運動をスムーズに切り替えていくことが困難となるパーキンソン病の予備軍の可能性も考えられます。

次に見ていくのが、睡眠関連歯ぎしりという病態です。

歯ぎしりとは、睡眠中に咀嚼筋が無意識に活動してしまうために起こります。
周期性四肢運動障害とほぼ同じ病態だと思ってください。

咀嚼筋は、側頭筋と咬筋と言われる筋肉で、食物を口腔で噛み砕く咀嚼運動で活動します。
睡眠中に食物が口腔にないのに、咀嚼筋が活動し、歯と歯がギシギシ鳴るのです。

さまざまな要因がありますが、咀嚼するときの咀嚼筋の使い方に無理があるために、咀嚼筋が過緊張しています。
過緊張になった筋肉には、睡眠中でも栄養分が必要となり、不必要にブドウ糖であるグリコーゲンが運ばれます。

筋肉にグリコーゲンが運ばれると、筋肉はエネルギー代謝をしようとして、脳内に感覚神経が伝達。
そこでドーパミンが分泌され、咀嚼筋が収縮していき、歯ぎしりとなります。

歯ぎしりが持続すると、歯と歯を摩擦によって削っていきます。
そのうち、歯が削られて、歯茎の神経終末に触れると激痛となり、朝起きたときに痛みで動けなくなるほどになることもあります。

睡眠関連運動障害の症状の最後に挙げるのが睡眠関連律動性運動障害です。

睡眠関連律動性運動障害:sleep related rhythmic movement disorder:RMD

RMDは成人では人口比率5%ぐらいに見られ、小児が中心。
うつ伏せに寝ていた体位を四つん這いになって無意識に前後に動かす運動を睡眠中に行ないます。

他には、うつ伏せで頭部を持ちかげてマットレスに打ち付ける運動、あお向けで首を左右に連続で振る運動をするなどが見られます。

RMDが出ると、睡眠が妨げられるため覚醒が上がり、目が覚め、小児だと泣いたり、母親を起こしたりします。
RMDによって、睡眠サイクルが継続できなくなり、日中の覚醒維持ができず、食事時間がズレたり、保育所や幼稚園なら教育カリキュラムについていけないケースもあります。

RMDは90%の小児は成長とともに改善されていきます。
10%の小児は睡眠リズムがスムーズに取れない症状を抱えたままで生きることになります。

50代以降睡眠障害がひどくなるか、それまでの年齢でも不眠の症状を持ち、学習が遅れ、学校についていけない子供もいます。

感覚神経を刺激して、扁桃体と視床下部に刺激を与えるアプローチをすると改善します。
子供自身は小児の時期の睡眠の状態の認識があまりないため、母親がその経験を覚えていたら、睡眠改善のパーソナルトレーニングやセラピーを受けるのが良い選択だと思います。

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弧発性の諸症状・正常範囲と思われる異型症状・未解決の問題

ICSD-Ⅱが定める睡眠障害に孤発性症状、正常異型、未解決の諸問題とする病態があります。

この睡眠障害の分類では、1つに分類できない細かい睡眠に関係する症状をまとめています。
今より症状を放置していたら睡眠障害がひどくなり、社会生活に影響がでそうな症状や睡眠障害の検査である睡眠ポリグラフ(PSG)検査で異常な結果が出ているのに、自覚がないケースなどがこの分類に入っています。

では、その分類の内容を見ていきましょう。

  • 睡眠時間の正常異型
  • イビキ
  • 寝言
  • 睡眠と関連した不随意運動

上位から見ていきます。
睡眠時間の正常異型とは、長時間睡眠者と短時間睡眠者に分ける病態で、睡眠日誌をつけてもらうと、次のような睡眠時間を取る異型が見られます。

  • 長時間睡眠者:1週間以上にわたり10時間以上睡眠時間を取る
  • 短時間睡眠者:1日あたり5時間以下で日中に精神機能に影響がない

人間に睡眠リズムに合った睡眠時間は6〜8時間。
長時間睡眠者は10時間以上、短時間睡眠者は1日5時間以下。
長時間睡眠者は休日に15時間近く睡眠を取るという人がいるようです。

現状では社会活動に影響がありませんが、年齢を経て睡眠障害が発症するリスクが高い人たちなのです。
ご自身に睡眠に対する悩みがないため関わり合えないことが多いため、改善する機会はほとんどないのです。

6〜8時間に睡眠時間を取るために睡眠衛生を修正し、見直すことが大切。
私はパーソナルトレーニングで睡眠のカウンセリングをし、睡眠衛生への関わりを3ヶ月続けて、改善できるかを見ていきます。

長時間睡眠、短時間睡眠は遺伝子が定めている研究も進んでいるため、正常睡眠から異型になっていても睡眠障害に発展しない場合もあると考えられます。
まだ遺伝子検査を睡眠障害で取ることが現実的に難しそうなので、睡眠衛生から関わり合って様子を見るようにしています。

次に挙げるのはイビキ。
イビキは吸気時に多いとされていますが、呼気時にも出ることもあります。

睡眠中は気道周囲の筋肉が弛緩し、気道の断面積が減少し、気流が乱れます。
気流が周囲の組織を振動させることでイビキ音が生じます。

医学的統計では、小児の10〜12%、成人女性の24%、成人男性の40%でイビキが見られます。
イビキは加齢にともない増加しますが、70代以降減少します。

イビキを増強させる要因は、妊娠、肥満、鼻閉、飲酒、睡眠導入剤、鎮痛剤、喫煙などです。
イビキは睡眠時無呼吸症候群が原因で生じることもあり、循環器系の負担を想定する必要もあります。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に起こる現象なので、自分では気づけないです。
早いうちにチェックするようにしましょう。

私が書いた記事で、睡眠時無呼吸症候群を詳しく書いています。
40代以降の女性が抱える睡眠時無呼吸症候群とは|睡眠パーソナルトレーニングで改善させる睡眠時無呼吸症候群で引き起こす合併症のリスク|最適な睡眠を作り命を守るの2つの記事です。睡眠時無呼吸症候群が気になる方はこれらの記事を見ておいてください。

次に挙げる病態は寝言。
あなたは寝言を睡眠中に行なっていると思いますか?
睡眠中の出来事なんて、自分では分かりませんよね。
あなたは知らないうちに寝言を言っているかもしれません。

寝言は睡眠障害の軽い症状と考えられています。
寝言は小児に多く、成人は少ないとされていますが、脳内の状態を表現するのが寝言なんです。

なぜなら、寝言は精神疾患の前兆の可能性があるからです。
頻繁に寝言を言っていると同居する家族に言われたら心療内科を受診することをオススメします。

精神疾患とは

  • 統合失調症
  • 気分障害(うつ病・双極性障害)
  • てんかん
  • 依存症
  • 高次脳障害

寝言が多いと、脳内の神経伝達物質の機能低下が考えられます。
自分自身の精神状態を見つめ直してみてください。

最後に挙げるのが、睡眠と関連した不随意運動と言われる病態です。

入眠期に身体が硬直し動けなくなる睡眠時ひきつけや筋攣縮(きんれんしゅく)です。
一般的に金縛りと言い、カフェインの摂りすぎ、運動のし過ぎ、ストレスが多い生活をしていると起こる病態です。

まとめ:睡眠障害には8つの種類がある

この記事ではICSD-Ⅱが定めている睡眠障害を8つの分類をまとめてきました。

  • Ⅰ:不眠症
  • Ⅱ:睡眠関連呼吸障害
  • Ⅲ:中枢性過眠症
  • ⅳ:概日リズム睡眠障害
  • ⅴ:睡眠時随伴症
  • ⅵ:睡眠関連運動障害
  • ⅶ:弧発性の諸症状・正常範囲と思われる異型症状・未解決の問題
  • ⅷ:その他の睡眠障害

よく知られている睡眠障害は不眠症ですよね。
不眠症以外にも、睡眠障害の症状がたくさんあるのを分かって頂けたと思います。

人間の体内は神経伝達物質とホルモン、血液などのよってたえず均衡を取るように、それぞれの器官が協力し合えるようなシステムとなっています。

ただ、あなたが生きている環境で自然現象による変化もあれば、人間が意図して作り出した利便性によって本来の機能を失ってしまう出来事に遭遇します。

そんなとき、体内の均衡が崩れ、影響を特に受けるのが睡眠と覚醒。
生命システムが継続する限り、睡眠と覚醒を一生脳の神経ネットワークは実行し続けてくれます。

それでも、睡眠が障害されると、覚醒にも影響を受け、行動のパフォーマンス、精神のバランスを崩し、人生の時間というものを後悔の念となる方はたくさんいらっしゃいます。

こうした事実と知って頂き、睡眠障害にならないようにする人生観を基礎とする人生のエピソードを蓄積していってもらえたらなと思うのが私の想いです。

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この記事のライター

感覚で身体を変化させるスキルを持つパーソナルトレーナーtak

パーソナルトレーナー歴;21年
運動しないで美しくなれる方法を研究
わたしのパーソナルを受けた女性は年齢不詳になると人気が出る
運動しなくても美しさが保てるように、皮膚接触で脳を修正し、免疫、循環から変化させるパーソナルトレーニングを実践。
趣味;読書(哲学書)街をウォーキング、温泉に入る
あなたに出会える日を楽しみにしています。
メンタルトレーナー兼パーソナルトレーナーtak

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